町文化館指定管理議案否決の考察

トピック

3月定例議会最終日の20日に本会議で否決された町文化館の指定管理者議案を私なりに考察してみました。

文化館など公共施設は町直営で管理するか、指定管理者が管理するようになっています。

当該議案の内容は、これまで、全額を町が出資して設立した「㈶まちづくりセンターいいじま」が、指定管理者として文化館の管理を行ってきましたが、2月に活動休止を決定したことに伴い、新たな指定管理者として「NPO法人アクターズゼミナール伊那塾」を指定しようとするものでした。

私おりやま誠は、賛成の立場でした。本会議では反対7・賛成3で否決されました。

文化館の利用に関する経緯を少し述べます。

以前は、文化館に中央公民館を置き、4地区に分館をおいて生涯学習活動を行ってきました。しかしながら年を追うごとに少子高齢化人口減少に拍車がかかり、高齢者の集まりにくい中央を拠点とすることより、分館を独立した公民館として位置づけ、町に生涯学習センターを置き各地区公民館を支援していくこととなりました。

そして全地区には町費で支援員を配置し、その結果、地区ごとの特色ある活動が充実してきたように思われます。高齢者が公民館活動に参加しやすい環境が整備されたように思います。

しかしながら、一方で 中央公民館を廃止した影響で文化館の利用が減少する要因となりました。加えて最も大きな利用減の要因は人口減少かと思います。

さて、こうした文化館利用者の減少を生涯学習の後退と受け止め、教育委員会の消極的なかかわり方の責任と感じる議員がいました。今回の指定管理議案は、これまでの指定管理者による管理の結果を総括することなく、新たな管理者に委ねようとする姿勢を強く批判する議員が多く、こうした考えにも一理があると思います。

つまり、生涯学習のあり方を、新たな管理者指定に反対し、これを契機に町民を巻き込んで生涯学習のありかたを見直そうと考える議員です。

一方、私他賛成議員は、今回の議案は貸し館を中心とした文化館業務の管理者を指定するものであり、生涯学習のあり方は別途議論すべきとする議員です。

また、新たな管理者候補は提案の中で、これまでの管理体制1名を増員し常時2名体制プラス館長1名が非常勤で随時在籍するという、これまでの体制を強化する提案をしています。

そして、町民集いの場とすべく、館内に軽食喫茶ルームを設けられないかなど民間感覚の提案をしています。

私たち賛成議員は、人が集まればそこに生涯学習を展開する対象も拡大すると提案を評価しました。

 

指定管理議案が否決された一方で予算案は可決されたため、予算と執行のねじれが生じました。そこで臨時議会を開催し、直営とする予算に組み替える補正予算を全議員一致で可決しました。

今後、1年かけて、生涯学習のありかたを議論することになるかと思います。

町民の皆様には、議会が議案否決したとのマスコミ報道で心配されていることと思いますが、生涯学習の推進に影響が出ないように力をつくしてまいりますので、推移を見守っていただくとともに、町の生涯学習のありようを共に考えていただけますようにお願いいたします。

4/6 おりやま誠

 

 

公開日2019/04/06・更新日2019/04/07
おりやま誠

町議会議員 おりやま誠(まこと)

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