議案は、昭和伊南総合病院の補正予算案で、全会一致で可決しました。
補正予算の主な内容は、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の感染が疑われる外来患者数の増加に備え、受付・検査・診察等を一体的に行うことのできる簡易診察室(6畳3室)を駐車場内に新たに設置する費用です。また、感染者と直接接しなければならない関係スタッフの危険手当予算です。
事業管理者からは、つい先ごろ、病院スタッフにコロナ陽性者が出現したこと。当該スタッフと濃厚接触のあった、病院スタッフ・入院患者全員のPCR検査を実施したところ、すべて陰性だったとの報告がありました。
このことは、病院内の普段のコロナ対策がいかにきちんとできているかの証でもあり、関係者の尽力を評価するものです。
今回の補正では、50人の新型コロナの患者入院という最悪な事態の到来を想定して、ドライブスルーを可能とする施設です。
伊南地域の医療の要としての機能強化が図られました。
最後に、自らの危険と背中合わせの中で日々地域の医療を守っていただいているすべての病院職員の皆様に感謝を申し上げます。
2020/8/6 おりやま誠